新学年が始まると、授業の進み方や学ぶ内容も少しずつ変わっていきます。
そんな中で、毎日の勉強に欠かせないものの一つがノートです。
ノートは授業の内容を書き残すだけでなく、学んだことを整理し、自分の理解を深めるための道具でもあります。
ただ先生の板書を写すだけではなく、あとから見返したときに「何を学んだのか」がわかるノートにしておくことが大切です。
今回は、新学年のスタートに意識したい、成績アップにつながるノートの取り方のコツをご紹介します。
ノートは、授業中に書けていれば終わりというものではありません。
授業のあとやテスト前に見返すことを考えて、日付や単元、タイトルなどをわかりやすく書いておくと、必要な内容を探しやすくなります。
さらに、内容ごとに見出しをつけたり、重要な部分を目立たせたりすると、ノート全体が整理されていきます。
きれいに書くことだけを意識する必要はありませんが、あとから見たときに「どこに何が書いてあるか」がわかる状態を目指しましょう。
見やすいノートにしておくと、テスト前の復習でも確認したい部分を見つけやすくなります。

授業中は、先生が話したことや黒板に書いたことを、そのままノートに写したくなるかもしれません。
もちろん必要な内容を書き残すことは大切ですが、そこから一歩進んで、自分が理解したことを自分の言葉で整理することも意識してみましょう。
例えば、理科の実験についてまとめる場合も、手順だけを書くのではなく、「何のために行う実験なのか」「どのようなことがわかるのか」を考えながら書くと、内容を整理しやすくなります。
自分で考えながらまとめることで、ただ写すだけの時間から、授業内容を理解する時間へと変えていけます。
「この内容はどういうことだろう?」と考えながらノートを取ることを意識してみてください。
文章だけでは理解しにくい内容は、図やイラストを使って整理するのも一つの方法です。
特に数学や理科では、図・グラフ・簡単なイラストを取り入れることで、内容を目で確認しやすくなります。
例えば、数学の図形問題なら、文章だけを書き写すのではなく、必要な図を書いて条件を整理してみましょう。
理科でも、実験の流れや物質の変化などを図にすると、文章だけではつかみにくかった関係が見えやすくなることがあります。
上手な絵を描く必要はありません。
自分があとから見たときに理解しやすいよう、必要な部分だけを簡単に図にすることから始めてみましょう。

せっかく丁寧にノートを取っても、そのままにしてしまうと十分に活用できません。
授業のあとにノートを見返し、「ここは理解できている」「ここはもう一度確認したい」と整理することで、次の勉強につなげやすくなります。
もし、ノートを見返しても内容がよくわからないところがあれば、そのままにせず教科書や問題集で確認してみましょう。
わからなかった部分を見つけられることも、復習をする大きな意味の一つです。
普段からノートを学習に活用しておけば、テスト前に一から内容を確認する負担も減らしやすくなります。
ノートを見やすくするために、色やマーカーを使う方法もあります。
ただし、たくさんの色を使いすぎると、どこが本当に重要なのかわかりにくくなることもあります。
そのため、「重要なポイント」「自分が間違えやすいところ」など、色を使う目的を決めておくと整理しやすくなります。
例えば、公式や重要なポイントだけを目立たせたり、あとで確認したい部分に印をつけたりする方法があります。
自分にとって見返しやすいルールを決めておくと、復習するときにも活用しやすくなります。
ノートは、たくさん書き込むことよりも、「あとから見た自分が勉強しやすいか」を意識することがポイントです。

ノートの取り方を少し工夫するだけでも、授業内容を整理したり、復習したりするときに使いやすくなります。
大切なのは、きれいなノートを作ることだけではありません。
自分が理解するために書き、あとから勉強に使えるノートにすることを意識してみてください。
新学年のスタートをきっかけに、普段のノートの取り方を一度見直してみるのもよいでしょう。
ノートの使い方や日々の勉強方法について迷っている場合は、学習の進め方そのものを見直してみるのも一つの方法です。
講師 佐藤
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