こんにちは、講師の佐藤です。
子どもの学力を伸ばしていくには、学校や塾での勉強だけでなく、家庭での学習習慣も大きな土台になります。
毎日少しずつでも勉強する習慣が身につけば、テスト前に慌てて勉強するのではなく、普段からコツコツ取り組めるようになります。
一方で、「家ではなかなか勉強してくれない」「どんな声をかければいいのか分からない」と悩んでいる保護者の方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、家庭で無理なく取り入れやすい学習習慣のサポート方法をご紹介します。
「毎日19時から30分勉強する」のように、できるだけ学習する時間を決めておくと、勉強を始めるきっかけをつくりやすくなります。
最初から長時間の勉強を目指す必要はありません。
5分や10分でも構わないので、まずは毎日机に向かうことを習慣にするところから始めてみましょう。
「今日は何時間勉強したか」だけに注目するのではなく、「今日も取り組めた」という積み重ねを大切にしてみてください。
学習する時間がある程度決まってくると、その時間に自然と勉強へ気持ちを切り替えやすくなります。

家庭での学習を促そうとすると、つい「勉強しなさい」「宿題やったの?」と声をかけてしまうこともありますよね。
もちろん声をかけること自体が悪いわけではありませんが、毎回指示するような言い方になると、子どもが負担に感じることもあります。
例えば、「今日は何を勉強するの?」「昨日やっていた問題はどうだった?」など、子どもの勉強に関心を持つ声かけを意識してみましょう。
すぐに勉強を始めさせようとするのではなく、まずは子どもが取り組んでいることに興味を持つことも、家庭でできるサポートの一つです。
「ちゃんと見てくれている」と感じられることで、勉強について話しやすくなる場合もあります。

勉強を始めても、近くにスマートフォンやゲーム、テレビなどがあると、つい気になってしまうものです。
そこで、できる範囲で勉強に集中しやすい環境を整えることも意識してみましょう。
机の上を整理したり、勉強中はスマートフォンを手元から離したりするだけでも、気が散る原因を減らせます。
また、家族が同じ空間で読書や仕事などをしていると、「自分もやろう」と学習に取り組みやすくなることがあります。
特別な学習スペースを用意することだけが環境づくりではありません。
家庭の状況に合わせて、落ち着いて勉強に向き合える場所や時間を考えてみてください。
「今日はワークを2ページ進める」「英単語を5つ覚える」など、具体的な目標を決めてから勉強を始める方法もおすすめです。
「今日は数学を頑張る」のような大きな目標だけでは、何から始めればよいのか迷ってしまうことがあります。
そのため、すぐに取り組めるくらい具体的な目標にすると、行動へ移しやすくなります。
目標を達成したら、「ここまでできたね」「今日はちゃんと取り組めたね」と、できたことを認めてあげましょう。
小さな達成感を積み重ねることで、次の学習にも取り組もうという気持ちを持ちやすくなります。
毎日必ず同じように勉強できるとは限りません。
体調がすぐれない日や学校行事などで疲れている日があれば、思うように勉強できない日もあるでしょう。
そんなときは、無理に勉強させるのではなく、一度休んでから再び学習を始めることを考えてみてください。
大切なのは、一日できなかったことをきっかけに「もう続かない」とならないことです。
「今日は休んだから、明日は少しやってみよう」と切り替えられるように、保護者の方も焦らず見守ってあげましょう。
学習習慣は、一気につくるものではありません。
無理なく続けられる方法を探しながら、少しずつ習慣にしていくことがポイントです。

家庭での学習習慣づくりは、最初からすべてを完璧に行う必要はありません。
学習する時間を決める、声のかけ方を少し変える、集中しやすい環境を整えるなど、できそうなことを一つずつ取り入れるだけでも十分です。
お子さまによって性格や生活リズム、勉強への向き合い方は異なります。
だからこそ、「うちの子にはどの方法が合うだろう?」と考えながら、無理なく続けられる方法を探していきましょう。
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講師 佐藤
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