こんにちは、講師の佐藤です。
「こんなに勉強しているのに、テストになると点数が伸びない…」
そんな悩みを抱えている場合、もしかすると勉強が「インプット」に偏っているのかもしれません。
知識を頭に入れるインプットだけでなく、覚えたことを実際に使う「アウトプット」も取り入れることで、学んだ内容をより活用しやすくなります。
今回は、インプットとアウトプットのバランスを意識した勉強法について紹介します。
教科書を読む、授業を聞く、ノートにまとめるといった学習は、知識を頭に入れる「インプット」にあたります。
もちろん、知識を覚えることは勉強の基本ですが、ただ読むだけ、ノートに写すだけでは、内容を十分に理解できているとは限りません。
そこで意識したいのが、学んだ内容を自分の言葉で説明できる状態にすることです。
教科書を読んだあとに要点を短くまとめたり、内容を図や表に整理したりすると、自分が理解できている部分と、まだ曖昧な部分を確認しやすくなります。
「覚えたつもり」で終わらせず、まずは内容を自分なりに整理してみましょう。

アウトプットとは、覚えた知識を実際に使ったり、言葉にしたりして外へ出す学習です。
問題を解く、人に教える、自分で説明するなど、さまざまな方法があります。
一度覚えたと思っている内容でも、実際に使ってみることで理解の曖昧な部分に気づけることがあります。
例えば英単語を覚えた場合、単語を見て意味を答えるだけでなく、例文を作ったり、声に出して読んだり、実際の英文の中で使ったりする方法があります。
数学なら、公式を覚えるだけで終わらず、問題を解いて「どの場面でその公式を使うのか」まで確認してみるとよいでしょう。
このように、覚えた知識を使う練習を取り入れることがポイントです。

勉強というと「覚えること」に時間をかけるイメージがあるかもしれません。
しかし、覚えた知識を問題の中で使えるようにするには、アウトプットの時間も欠かせません。
元記事では、インプット3割、アウトプット7割を一つの目安として紹介しています。
ただし、すべての勉強で同じ割合にする必要はありません。
新しい単元を学ぶときはインプットを増やし、ある程度理解できたあとは問題演習や説明などのアウトプットを増やすなど、学習内容に合わせて調整してみましょう。
特にテスト前や模試前には、過去問や予想問題などに取り組み、本番を意識したアウトプットの時間を増やすことも有効です。
アウトプットは、特別な勉強時間を作らなくても、普段の学習の中に取り入れられます。
例えば、その日に勉強した内容を5分ほどで声に出してまとめてみるのも一つの方法です。
「友達に教えるつもりで説明する」「自分で質問を作って答える」など、学んだことを自分の言葉にする習慣をつけてみましょう。
スマートフォンの録音機能を使って自分の説明を聞き返す方法もあります。
うまく説明できなかったところがあれば、そこが復習するポイントになります。
毎日の勉強に少しずつアウトプットを加えることで、覚えた知識を使う練習ができます。

知識を覚えることは、勉強の大切な土台です。
一方で、テストでは覚えた知識を使って問題を解くことも求められます。
だからこそ、インプットした内容をアウトプットするところまでを一つの勉強として考えてみましょう。
「覚える」だけで終わらず、「説明できる」「問題を解ける」「実際に使える」というところまで意識することが、学習を進めるうえでのポイントになります。
まずは今日の勉強から、学んだ内容を5分だけでも自分の言葉で説明してみてはいかがでしょうか。
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「覚える」だけで終わらせない勉強を、ぜひ日々の学習に取り入れてみてください。
講師 佐藤
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