こんにちは、講師の佐藤です。
勉強した内容を覚えたつもりでも、いざ問題を解こうとすると「思い出せない」と感じることはありませんか。
一度学んだだけで、すべての内容を長く覚えておくのは簡単ではありません。
そこで意識したいのが、同じ内容を繰り返し学ぶ「反復学習」です。
反復学習は、ただ同じページを何度も読むだけではありません。
学習した内容を思い出したり、問題を解いたりしながら、適切なタイミングで復習することがポイントになります。
今回は、反復学習の重要性と、復習をするときのタイミングについて紹介します。
反復学習の大きな目的は、一度学んだ内容を忘れにくくすることです。
新しく覚えた知識は、最初から長く記憶に残るとは限りません。
時間が経つにつれて、せっかく覚えた内容を少しずつ忘れてしまうこともあります。
だからこそ、一度勉強して終わりにするのではなく、あとからもう一度振り返ることが大切です。
同じ内容を繰り返し確認していくと、「前に勉強したことがある」という状態から、問題を解くときに使える知識へと変えていきやすくなります。
また、反復学習には理解を深めるという役割もあります。
最初に勉強したときには分からなかった部分が、もう一度学び直すことで理解できるようになることもあります。
「覚えるため」だけではなく、「分かることを増やすため」にも、繰り返し学ぶ時間をつくってみましょう。

反復学習では、回数だけを意識するのではなく、いつ復習するかを決めておくこともポイントです。
勉強した直後は覚えていても、時間が経つと忘れている部分が出てくるため、後から改めて確認する機会をつくります。
例えば、次のようなタイミングを目安にしてみましょう。
学習後24時間以内
最初に学んだ内容は、まだ新鮮で記憶に残りやすいですが、時間が経つにつれて忘れがちになります。学習した翌日に復習を行うことで、記憶が定着しやすくなります。このタイミングで復習を行うことで、学んだ内容が脳に深く刻まれ、後々の学習の土台を作ることができます。
1週間後
学習した内容は、1週間後にはほとんど忘れかけていることが多いです。このタイミングで再度復習を行うと、記憶の定着がさらに強化されます。1週間後の復習は、知識が定着していない部分を補完する良い機会となります。
1ヶ月後
さらに時間が経過した1ヶ月後にも復習を行うことで、記憶が長期的に保持されます。1ヶ月後の復習では、記憶がほとんど薄れている状態ですが、このタイミングで復習を行うことで、記憶が再び強化され、忘れにくくなります。
このように復習の予定をあらかじめ決めておけば、「いつ復習しよう」と迷う時間も減らせます。
学校の授業や家庭学習の予定に復習日を組み込むところから始めてみるとよいでしょう。

反復学習をするときに気をつけたいのが、ただ教科書やノートを読み返すだけにならないことです。
例えば、問題集を解いたり、覚えた内容を自分の言葉で説明したりすると、自分の力で思い出す練習ができます。
「答えを見れば分かる」という状態と、「何も見ずに自分で答えられる」という状態には違いがあります。
そのため、復習では一度本を閉じて、どこまで覚えているかを確かめてみるのもよいでしょう。
また、復習の間隔を少しずつ空けていく方法もあります。
最初は短い間隔で確認し、慣れてきたら次の復習までの期間を広げることで、長く覚えておきたい内容を繰り返し確認できます。
特に、英単語や漢字、数学の公式など、覚えておきたい知識が多い教科では、こうした復習の仕組みを取り入れてみるとよいでしょう。

勉強した内容をしっかり身につけるためには、新しいことを学ぶだけでなく、これまで学んだ内容を繰り返し確認する時間も必要です。
「昨日勉強した内容を今日確認する」「1週間後にもう一度問題を解く」など、できることから取り入れてみましょう。
一度にすべてを完璧に覚えようとするのではなく、繰り返し学びながら少しずつ定着させていくことが、日々の勉強では大切です。
MyWayでは、一人ひとりの学習状況に合わせて勉強を進めています。
復習の時間も上手に取り入れながら、普段の学習を積み重ねていきましょう。
講師 佐藤
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