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【どう変わる?】中学と高校の学習の違い!

【どう変わる?】中学と高校の学習の違い!

こんにちは。講師の佐藤です。

いよいよ進級や進学の4月が迫ってきました。
中学校と高校では、学習内容だけでなく、勉強の進め方や求められる姿勢も大きく変わります。

中学生のうちに「高校では何が違うのか?」を知っておくことで、スムーズに新しい環境に適応することができます。
今回は、中学と高校の違いを整理しながら、高校での勉強の仕方についてお伝えします。

1. 授業のスピードが速くなる

高校では、中学に比べて授業の進度が速くなります。中学では1つの単元をじっくりと学ぶことが多かったのに対し、高校では1回の授業で多くの内容を扱い、次々と新しい単元に進んでいきます。そのため、授業中の理解だけに頼らず、自分で復習する習慣が欠かせません。わからない部分を後回しにすると、次の単元の理解が難しくなるので、できるだけ早めに解決することが重要です。

2. 自主学習の量が増える

高校では、中学のように「先生が手取り足取り教えてくれる」ことは減ります。学校の宿題や課題が増える一方で、「自分で計画を立てて学習を進める力」が求められます。テスト前にまとめて勉強するのではなく、普段からコツコツ学習を積み重ねることが大切になります。特に、授業で扱う内容が高度になるため、教科書や参考書を使った自主学習の重要性が増します。

3. 科目ごとの難易度が上がる

高校では、中学までの基礎をもとに、さらに発展的な内容を学びます。特に、数学・英語・理科などは、より抽象的な概念が増え、難易度が一気に上がります。例えば、数学では「関数」や「ベクトル」、英語では「長文読解」や「英作文」、理科では「化学反応式」や「力学」など、新しい考え方を必要とする単元が増えてきます。基礎があいまいなままだと理解が追いつかなくなるため、中学の内容をしっかりと復習しておくことが大切です。

4. 定期テストの範囲が広くなる

高校の定期テストは、中学よりも範囲が広くなります。1回のテストで数十ページ分の内容を出題されることも珍しくありません。そのため、短期間の詰め込みでは対応できず、日々の授業の復習や、計画的なテスト対策が必要になります。ワークやプリントを解くだけでなく、教科書の内容をしっかり読み返しながら理解を深めることが重要です。

5. 授業ごとの予習が必要になる

高校では、「予習をしていることを前提に授業が進む」ことも多くなります。特に、英語や数学では、事前に教科書や問題集に目を通し、ある程度内容を理解しておくことで、授業の理解度が大きく変わります。授業を「初めて学ぶ場」ではなく、「疑問を解消する場」にする意識を持つことが、高校の勉強では重要になります。

6. 部活や学校行事との両立が求められる

高校生になると、部活動や文化祭・体育祭などの学校行事も本格的になります。中学のとき以上に忙しくなるため、時間の使い方がより重要になります。「部活が忙しくて勉強ができなかった」という状況にならないよう、すき間時間を活用した学習や、効率の良い勉強方法を身につけることが必要です。

まとめ


中学と高校では、勉強の難易度や求められる学習姿勢が大きく変わります。授業のスピードが速くなり、定期テストの範囲が広がるため、計画的な学習と自主学習の習慣が欠かせません。高校生になってから焦ることがないように、今のうちから勉強習慣を身につけておくことが大切です。

MyWayでは、中学から高校へのスムーズな学習移行をサポートし、一人ひとりに合った勉強法を提案しています。高校の勉強について不安がある方は、ぜひ一度ご相談ください。

講師 佐藤