こんにちは、講師の佐藤です。
テスト前になると、「勉強しなければ」と思っているのに、なかなか集中できなかったり、長時間机に向かっているのに思ったほど進まなかったりすることはありませんか。
限られた時間で効率よく勉強したいときに取り入れたいのが、短期集中型の勉強法です。
ただ長時間勉強するのではなく、時間を区切って「今やること」に集中すると、学習のメリハリをつけやすくなります。
今回は、時間を区切って勉強する具体的な方法や、集中力を保つためのポイントをご紹介します。
ポモドーロ・テクニックは、勉強時間と休憩時間をあらかじめ決めて取り組む方法です。
基本的には、25分間集中して勉強したあとに5分間休憩する、という流れを繰り返します。
25分の集中を1セットとして考えることで、「今日は何時間勉強しよう」と考えるよりも、目の前の時間に意識を向けやすくなります。
4セット取り組んだあとは、15〜30分程度の長めの休憩を入れます。
特に「長時間だと集中が続かない」という人は、まず25分だけ集中するというところから始めてみるとよいでしょう。
休憩を適度に挟むことで、気持ちを切り替えながら勉強を続けやすくなります。
もう一つ取り入れやすい方法が、タイムボクシングです。
これは、「この時間までに、この勉強を終わらせる」というように、取り組む時間をあらかじめ決めておく方法です。
例えば、「30分で数学の問題を10問解く」「1時間で英単語を覚える」といった具合に、勉強する内容と時間をセットで考えます。
時間だけを決めるのではなく、時間内に何をするのかを具体的にすることがポイントです。
「数学を勉強する」だけでは終わりが見えにくいですが、「30分で問題集を5ページ進める」と決めれば、取り組む内容が明確になります。
もし予定していた時間内に終わらなかった場合は、原因を振り返って、次の計画に活かしましょう。
短期間で効率よく勉強を進めるには、1日の勉強計画を立てることも重要です。
その日にやることを決めておけば、「次は何をしよう」と迷う時間を減らせます。
計画を立てるときは、次の3つを意識してみましょう。
優先順位をつける
まずは、やるべきことをすべて書き出してみましょう。
テストまでの残り時間を考えながら、苦手な単元や優先して取り組みたい内容から予定に入れていきます。
休憩時間も計画に入れる
勉強時間だけを詰め込むのではなく、休憩する時間も最初から決めておきましょう。
集中と休憩のメリハリをつけることで、無理なく学習を続けやすくなります。
時間ごとの目標を具体的にする
「10:00〜11:00は英単語30個」「11:00〜12:00は数学の問題集を3ページ」というように、時間と勉強内容をセットにします。
このように「いつ・何を・どこまでやるか」を決めておくと、勉強を始めるときにも迷いにくくなります。
計画通りに進まない日があっても、すべてを完璧にこなそうとする必要はありません。
その日の進み具合を見ながら、優先順位を調整していきましょう。
短期集中型の勉強法では、目標を具体的に設定することも大切です。
「今日はたくさん勉強する」という目標だけでは、どこまで取り組めばよいのか分かりにくく、途中で集中が切れてしまうこともあります。
そこで、「数学の問題集を2ページ解く」「英語の文法問題を20問解く」など、できるだけ具体的な目標を決めてみましょう。
目標がはっきりしていれば、勉強を始めるハードルも下がります。
さらに、終わった内容をチェックしていけば、自分がどこまで進んだのかを目で確認できるようになります。
「ここまでできた」という実感が、次の勉強へのきっかけになることもあります。
時間を区切って勉強しても、周りに気になるものが多ければ集中しにくくなります。
短期集中型の勉強法を活用するときは、勉強を始める前に環境を整えておくことも意識しましょう。
静かな場所を選ぶ
周囲の音が気になる場合は、できるだけ落ち着いて勉強できる場所を選びましょう。
スマホを手元から離す
通知やSNSが気になってしまう場合は、スマホを別の場所に置いたり、通知をオフにしたりするのも一つの方法です。
必要なものだけを机に置く
使う教材や文房具をあらかじめ準備しておくと、勉強中に探し物をする時間も減らせます。
「集中できない」と感じたときは、勉強方法だけでなく、集中を邪魔しているものがないかも確認してみてください。
短期間で勉強を進めるときは、最初から最後まで高いモチベーションを保ち続けようとしなくても大丈夫です。
大切なのは、小さな達成感を積み重ねることです。
例えば、決めた時間の勉強が終わったらチェックをつけたり、一区切りついたところで短い休憩を取ったりすると、次の学習に気持ちを切り替えやすくなります。
また、「テストでこの問題を解けるようになる」「苦手な単元を一つ終わらせる」など、目標を紙に書いて目につく場所に置いておくのもおすすめです。
勉強の目的が見えなくなったときに、「何のために今勉強しているのか」を確認しやすくなります。
短期集中型の勉強法は、長時間机に向かうことだけを目指すのではなく、限られた時間をどう使うかを考える勉強法です。
ポモドーロ・テクニックで集中と休憩を区切ったり、タイムボクシングで勉強する時間と内容を決めたりすることで、学習にメリハリをつけられます。
さらに、1日の計画や具体的な目標を決めておけば、「何を勉強すればいいか分からない」という状態も減らせるでしょう。
まずは「25分だけ集中する」「30分でこの問題を解く」など、自分が取り組みやすい時間設定から試してみることをおすすめします。
勉強時間を上手に区切りながら、自分に合ったペースを見つけていきましょう。
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一人ひとりに合った勉強の進め方を考えながら、日々の学習に取り組んでいきましょう。
講師 佐藤
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